ガンプラ制作
こんばんは!イーストモデラーです。
みなさんはガンプラを買った時に箱の横に載っている完成品と実際組み上がったものとでは何かパッケージと違ってオモチャっぽいな~って思ったことってありませんか?
パッケージにある完成品は
- パーツ合わせた時の【合わせ目消し】をしている
- パーツの表面をヤスリ掛けして【表面処理】をしている
- エアブラシで綺麗に【グラデーション塗装】している
- 【スミ入れ】をしている
- 【クリアーコート】している
今回は一番最初の【合わせ目消し】の工程をご紹介します。
合わせ目を処理して見えなくする、あるいは見えづらくすることで完成度は見違えるように変わります。
今回はその【合わせ目消し】のやり方を【流し込み接着剤】を使ったやり方で説明いたします。
使用するガンプラは1/144HGガンダムです!
下の画像は説明書の完成品ですがきっちりと合わせ目消しをやっている状態です。
下の方に「※写真の完成品は塗装してあります」とは書いてますが「合わせ目消しをやっています」とは書いてありません。
実際は腕も足も真ん中から一直線に合わせ目が入ります。
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流し込み接着剤を使った【合わせ目消し】Before after
まずは【合わせ目消し】をする前と後をご覧ください
足のパーツです。
向かって右が処理前で左が処理後です。(膝パーツは元々合わせ目はありません)
このまま成形色のままで完成、または成形色から【スミ入れ】【トップコート】と進んでいく方もこの状態までもっていけば完成度はグンとアップすること間違いなしです!
ですが、ちょっと分かりにくいですが合わせ目が薄っすらと見えています。
表面はツルツルなのでこの上からサーフェイサーを吹けば合わせ目は消えているので塗装する場合はOKです。
只、成形色で完成だと若干気になる方は気になるかなと思います。
これについては試行錯誤中です。
【流し込み接着剤での合わせ目消し】のやり方
それでは実際にやり方を説明します。
今回はタミヤセメント(流し込みタイプ)を使っていきます。
クレオスからも流し込み接着剤MrセメントSPが出ています、どちらでも大差はないと思います。
まずはパーツを組んだ状態から流し込み接着剤を塗るのですが、この時に若干隙間を開けると接着剤がツーっと流れて行ってしっかりとパーツの接着面に接着剤が付きます。
あまりがっちりとパーツをはめてしまうと隙間が無くなって接着剤が接着面に付かなくなる恐れがあります。(バンダイのプラモは制度が高いということですね)
接着剤を流したら手でギュッとパーツをくっ付けます。
私はこの時にもう一度、接着剤を上から塗っていきます。
そして、数十秒くらいパーツがしっかりとくっ付くまで手で押さえておきます。
速乾性なのでじきに乾燥しますが、この後にヤスリ掛けを行うので数十分位放置しておきます。(長いほど良いです)
乾いたらヤスリ掛けをします。
今回は
- 棒ヤスリ
- #600番ペーパー掛け
- #800番ペーパー掛け
で仕上げました。
今回使用した主なヤスリはこちら
- クレオスの棒ヤスリ
- セリアのスティッククッションやすり
- 画像には無いですが仕上げにタミヤ#800のフィニッシングペーパー
まっすぐな平らな面はクレオスの棒ヤスリでヤスったあとに#600クッションやすり→#800フィニッシングペーパーを使いました。
このクッションやすりはただ単に気に入って使っているだけなので他のヤスリでももちろん大丈夫です。
#600のスポンジヤスリがおすすめです。
作業工程はこれだけです。
- パーツを組む(隙間若干開けて)
- 流し込み接着剤を流してギュッとパーツをくっ付ける
- もう一度、流し込み接着剤を塗る
- 乾燥させる(数十分~∞)
- ヤスる
以上をパーツごとに繰り返すだけです。
まとめ
現在は色々なメーカーからこの流し込み接着剤が発売されています。
昔はドロッとしたプラモ用接着剤しか販売されていなかったので、パーツの接着面に塗ってペタッとパーツを合わせてから数日は乾燥させてヤスリ掛けをしないと、あとから接着面がさらに乾燥して凹んでいた何てこともありましたが、この流し込み接着剤は速乾性なのでかなり合わせ目消しが楽になりました。
人それぞれの楽しみ方もあるのでどちらの方法が正解というのはありません。
自分に合った楽しみ方を見つけていくための一つの方法として試していただければ幸いです。
それでは!
今回使ったタミヤセメント【流し込みタイプ】
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