こんにちは!
今回は水転写デカールについて貼り方や有ると便利な道具のご紹介です。
ガンプラではあまり水転写デカールが付属していなく別売りで販売されている場合が多いです。
私としてはこの水転写デカールを付属して欲しいのですが…
どうしてかと言うとやはりリアル感ですね。
現在ガンプラに付属されているのはシールや擦って転写させるタイプがメインで、水転写デカールがあまり付属されていない場合が多いです。
シールなんかだと初心者の方やお子さんにも簡単に貼ることが出来るのでそういう意味でもバンダイさんはこのシールの方をメインに付属しているのかも知れません。
しかし、このシールの方はどうしても厚みや余白があるためリアル感に乏しいんですよね。
でも初めてプラモデルを作る方にとってはこの水転写デカールが付属されていたら何これ!?どうやって貼るの!?ってなるような気がします。
なので今回はこの水転写デカールの貼り方について解説します。
一度やると簡単です!^^
追記2020/7/16
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目次
ガンプラ水転写デカールを貼る時に必要な道具
まずはこの水転写デカールを貼る時に必要な道具をご紹介します。
- ピンセット
- 綿棒
- カッター
最低この3種類の道具を揃えましょう。
あと、有った方が良いと思う道具は
- マークセッター
- マークソフター
- つや消しスプレー
- クレオスのMrマークセッター
- クレオスのMrマークソフター
この3種類です。
使用方法はこれからデカールを貼っていく解説の中で説明していきますね。
ガンプラ水転写デカールの貼り方
それでは水転写デカールの貼り方を解説します。
今回使ったのはハイキューパーツの水転写デカール、RBコーションデカール「01ホワイト×オレンジ」1/144用の物を使っていきます。
- 1/144用でコーションデカールがぎっしり!
- これらの柄が入っています。
まずは使いたいデカールをカッターで切り取ります。

カッターの刃は折って新品にしておくことをオススメします。
次に適当な容器に水を入れて(ぬるま湯でも可)デカールを数秒水に浸します。

水に浸して水が染み込んでいくのを確認します。
この時のコツはデカールをひっくり返して水に浸すことです。
ひっくり返すことで水がデカールに浸透してくるのが分かります。
10秒位で水が浸透しましたのでピンセットで摘まんで引き上げます。
この浸透していく時間はメーカーや大きさにもよりますので必ず水が浸透して台紙の色が変わっていくのを確認しましょう。

引き上げたデカールはティッシュの上に置いて余分な水分を取ります。
浸透したら引き上げてティッシュの上に置いて余分な水分を取ります。
ここで注意したいのはすぐにはデカールが台紙から剥がれないということです。
引き上げてから数秒から数十秒経ってからでないと台紙から動かないのでちょっと待ちましょう。
無理に動かそうとするとデカールが破れてしまいます。
この時間の違いはメーカーやデカールの新しい古いにも関係してきますので、その時その時でコツを掴みましょう。
今回は以前作った1/144ガンダムオリジンのザクⅠに追加でこのコーションデカールを貼っていきたいと思います。
ピンセットで摘まんで好きなところに貼ります。
次にデカールを定着させるために綿棒を使って余分な水分を取り除きます。
- 綿棒に水を浸します。
- 余分な水分をティッシュに染み込ませます。
右から左または左から右にコロコロと転がして水分を取ります。
- 綿棒をコロコロ転がします。
この時にデカールが動いてしまったりした場合はピンセットや爪楊枝などを使って真っすぐに調整します。
その時にもう水分が無くデカールが動かない時は水分をもう一度デカールに付けると動くようになります。
慌てずに水を足してやりましょう。
こんな感じで綺麗に貼れました。
個人的には色々なデカールやシールがガンプラでは使われますが一番簡単で綺麗なのが水転写デカールだと思います。
ガンプラ水転写デカールをもっと綺麗に丈夫に貼るためには?
更に軟化剤やデカール用接着剤を使うともっと綺麗に丈夫にデカールを貼ることが出来ます。
最初に紹介した
- マークセッター
- マークソフター
です。
画像の物はクレオスの物ですが他の模型メーカーからも発売されています。

クレオスのMrマークセッターとマークソフター
マークセッターの効果
- デカールの軟化(柔らかくする効果)
- デカールの接着
この2つの効能が有ります。
マークソフターの効果
- デカールの軟化
こちらはデカールの軟化に特化した液体です。
今回使ったのはマーセッターのみでした。
これにも理由が有りましてマークソフターの方はかなり凸凹や曲面に対してのデカールの軟化剤になります。
なので今回は小さい面積のデカールでほぼ平らな面に貼るのみでしたのでマークセッターのみを使用しています。
今回は軟化させるというよりは接着目的ですね。
今回はマークセッターを使います
とても簡単です。
貼りたい面に少しだけマークセッターをちょんと付けます。
あとは一緒でデカールを貼って綿棒で転がして水分を取り除きます。
これでデカールのみよりも接着が強化されて剥がれずらくなります。
デカールを剥がれずらくするにはクリアーコートがおすすめ
マークセッターを使うことで接着も強化されていますが時間の経過と主に水転写デカールはペロッと剥がれる場合が結構在ります。
それを防ぐためにはクリアーコートすることをオススメします。
スプレーですと水性がおススメです。

クレオスのトップコート(つや消し)など
エアブラシを持っている方は
- ガイアカラーとクレオスのクリアー各種
- 愛用のタミヤ・トリガー式エアブラシ
クリアーコートする時の注意点は最初に一気にクリアーを厚塗りしないことです。
最初に厚塗りしてしまうとデカールが負けて破けてしまう時があるそうです。
なので最初は砂吹きと言ってちょっと遠目からさっと吹きかけて一旦乾燥させます。
その後に普通にクリアーコートしていきます。
水転写デカール貼り終了!
こんな感じで20枚くらいかな?貼り付けて見ました。
クリアーコートからのコンパウンド研ぎ出しで段差を消すことも可能!
デカールを貼った時には必ず出来るのが段差です。
この段差をコンパウンドで消すことでよりリアル感がアップします。

クリアーコートをしてからコンパウンドで磨きデカールの段差を無くす
かなり時間と手間が掛かりますがガンプラですと広い面に貼ってあるデカールには効果大です。
狭い面ですとコンパウンドで磨いた時に角の塗装が剥げやすいのでお勧めできません。
この方法はまた違う記事でご紹介したいと思っています。
まとめ
水転写デカールの貼り方や有ると便利な道具等をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
最近のガンプラは水転写デカールが別売りになってる場合が多くて非常に残念ですが、折角の完成品として残る物なので出来るだけ私はリアル感のアップする水転写デカールを使用するようにしています。
シールだとどうしても厚みが多リアル感に乏しいのと余白が多いのでそれをカットする手間があります。
あとガンダムデカールという押し付けてボールペンなどで擦って転写させるタイプのものも付属されていたりしますが正直最悪なんですよね~(笑)
平らな面では問題ないのですが、曲面に対してあのデカールだと自慢じゃないですが100%失敗します(笑)
あと今回初めて使って見たハイキューパーツ製の水転写デカールは非常に使い勝手が良いですね!
水を含ませてからデカールが台紙から離れる時間が10秒あるかないか位なので非常に作業がスムーズでした!
メーカーによって台紙から剥がれるまでに一仕事出来るくらいの時間が掛かるものも有りますのでこれはホントに使い易いデカールでした。
色々なサイズと色、デザインがあるので数枚揃えて置くと重宝しますね。
デカールは面に情報量を増やして簡単にデティールアップ出来る最高な改造と言っても良いかもしれません。
小さなコーションデカールをこれでもかって言うほど貼り付けると意外にカッコいいです。
小さいというのがミソですね。
それでは!
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